2012年5月11日金曜日

強みをパッケージデザインする



不況の影響を受け厳しい状況に置かれている様々な業界。

お客様からは美容室は関係ないよねってよく言われるが実際はどうなのか。



理美容業界の店舗数は35万軒(美容所22万軒、理容所13万軒)で、市場規模は約2.3兆円という数字である。美容業界全体の2011年度売上高は前年比98%と上がらないまでも安定している。




美意識の価値観(美容にかける予算)は人それぞれだが、一度持った価値観は下がることはないと思っている。



僕の勤めるNORA HAIR SALONのお客様はシャンプー、トリートメント、スタイリング剤などサロンで買われてしっかりホームケアされている方が非常に多い。


不景気どころかますます綺麗な女性で溢れかえっている。不景気だからこそ世の女性たちは無駄なモノにはお金を使わず自己投資に使う。



女性は賢い。



そんな中売上を上げているサロンと売上を下げているサロンの違いは何か。



この様な時代だからこそ今の美容師(サロン)に必要なのはパッケージ力だと思う。



何を思って世の女性はサロンを選ぶのか。NORA(スタッフ)は常にそこを考える。技術やセンスの向上、お客様とちゃんとコミュニケーションをとれる人間力を上げより良い薬剤を早いレスポンスで導入しダメージレスを追及する事、お客様にとってサロンが出来るサロンワーク以外のサービスとは何か、様々な考えをまとめより良いものをサロンに落とし込む。



ここで大事なのは“サロンにちゃんと落とし込む”事である。



想いだけではお客様には伝わらないし意味がない。考えを具体化する事がNORAのパッケージとなって
お客様に伝わる。


一人の美容師で考えてもそう。一生懸命勉強して一生懸命練習をしている美容師さんは何千と何万といる。でもお客様の評価は自身をきちんとパッケージ出来てるかどうかで伝わり方がだいぶ変わる。


簡単に言うと「自分の強み」である。


何でもいいので、これだけは誰にも負けないと言う自信である。ここでいうパッケージとは自分はどんな美容師なのか、そこからパッケージプロモーションが始まる。


自身があれば後はそれをどう表現するかである。スタイルの仕上がりはもちろんだがそれに対して言葉で伝える事が一番大事だと思う。
たとえばどんな薬剤を使ったかとか、なぜトリートメントが必要なのか。家ではどうケアをすべきなのか、スタイリングのやり方はなど。


チョコレートのパッケージと同じでお客様はまず表のデザインみてから「興味」を持ち手に取る。
  ↓
次にその商品に書いている商品名、キャッチコピーを読む。
  ↓
買って食べてみる。
  ↓
想像通りで美味しかった。
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リピート


順番でいえばまずパッケージである。


技術力を上げる事は当然で、自分の気持ち自分たちの気持ちを人に「伝える事」「表現する方法」をしっかり考え形にして行く事がとても大事なんですね!

NORA Journey

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NORA HAIR SALON

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